理事会企画(2017年11月3日:大会1日目)

事例研究ワークショップ

トレーナー 小谷 英文(IADP理事長・PAS心理教育研究所 理事長)

心理療法は事例研究に始まり、事例研究に終わる。心理療法能力を高めようと思うならば、事例研究だけは続けなければならない。しかし事例研究の進め方に関して、臨床界において十分に共有されているとは言い難い。本企画は、力動的な立場で事例報告、あるいは事例研究を進めている精神看護領域の危機介入事例、心理療法事例の2例を素材として、事例報告と事例研究の違い、事例研究にはどのような種類があり、どのようにテーマ設定を行い、研究デザインしていくものかの実際を学ぶ。

事例提供者: 宇佐美 しおり(熊本大学大学院生命科学研究部 教授)
花井 俊紀(PAS心理教育研究所)

「事例報告から事例研究へ」

講師 IADP理事(小谷 英文・雨宮 基博・石川 与志也・嶋田 一樹・武野 顕吾・中村 有希・能 幸夫・橋本 和典)

良い事例報告はそのまま事例研究であると国際的には言われていますが、なかなか良い事例報告をすることも難しいのが私たち共通の課題です。そこで今現在、自分が関わっている患者/クライアントの事例をまず事例報告にまとめたい方、さらには事例研究にチャレンジしたいという方のための、2つのセミナーを準備しました。今、皆さんが直接関わっている事例をお持ちいただき、事例展開のスーパーヴィジョンを受けながら、その事例を事例報告としてどうまとめられるか、何が研究できるのか、を参加者全員で具体的に検討していきます。